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新年度予算 福田富一知事が県議会の各会派の要望へ回答 とちぎ自民党議員会は満額回答

福田富一栃木県知事は5日、県議会のそれぞれの会派から出されていた新年度予算案への要望に対する回答を行いました。

県議会最大会派のとちぎ自民党議員会は県が編成している新年度の予算案で、要望した70の重点事業の中で、37億円あまりの上乗せを求めて、満額回答を得ました。これに対しては「我々の要望に沿う回答で高く評価している」としました。

要望では、全国で自然災害が頻発化するなか、河川整備や堆積土の除去といった緊急の防災、減災対策に10億円の追加などを求めていました。

一方、女性の自立支援や救急医療の提供体制の整備など24項目を要望した民主市民クラブは、「要望に対する回答があまりにもさらっとしていて評価できるものではなかった。踏み込んだ回答がほしかった」としました。

42項目を要望した公明党栃木県議会議員会は物価高騰対策への予算編成を高く評価しました。

30項目を要望した県民クラブは「要望に対して回答をいただいていない部分もあるので会派で議論しながら提言していきたい」としました。

23項目を要望した夢と希望あふれる栃木を創る会は「他の会派とは異なり細かい点での要望が多いがきちんと見てもらえている部分もある」と一定の評価をしました。

それぞれの会派によりますと新年度の当初予算案は今年度と比べて86億円少ない9千242億円程度となり、4年連続で前の年度を下回る見込みだということです。

新年度の当初予算案は7日、発表されます。
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