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「とちぎふるさと電気」の環境付加価値分を活用した現場の見学会 宇都宮市で開催

二酸化炭素を排出しない、栃木県営の水力発電所から電気を供給する「とちぎふるさと電気」の、環境付加価値分を活用した事業の見学会が6日、宇都宮市の専門校で開かれました。

「とちぎふるさと電気」の活用事業の現場見学会が、宇都宮市平出工業団地の栃木県立県央産業技術専門校で開かれ、ふるさと電気を採用する5つの企業から10人が参加しました。

「とちぎふるさと電気」は、栃木県と「東京電力エナジーパートナー」が創設した、県内6ヵ所の水力発電所で発電した電気を県内の企業に提供する、全国で初めての地産地消の電気料金メニューです。電気料金には、環境付加価値分の価格が上乗せされていて、県の環境保全事業に活用されることと、二酸化炭素を排出しない再生エネルギーの購入で脱炭素に貢献できるとして、19の企業の34の事業所が採用しています。

ふるさと電気の環境付加価値分で、専門校に去年、電気自動車・EVを導入しています。

見学会では、参加者たちが自動車整備科の生徒たちがEVを使って、冷却水の交換作業などを行っている授業を見学しました。また、活用事例の紹介では、県営バスのEV化やEV急速充電器の購入、それに県有施設の照明をLEDへ交換するなど、昨年度は8件、今年度は11件の事業に活用されたことが報告されました。
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