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次期栃木県教育長に県立図書館長の中村千浩氏

栃木県の幹部人事で、次の県教育委員会の教育長に県立図書館の館長で元教員の中村千浩氏(61)が就任する見通しであることが関係者への取材で分かりました。県教育長に女性が就任するのは初めてとなります。

現在の県教育長の阿久澤真理氏(63)の任期が今年度いっぱいとなり、福田富一知事は、後任に県立図書館館長の中村千浩氏(61)を充てる方針です。

中村氏は、日本女子大学卒業後、1985年に教員に採用され、茂木高校、真岡女子高校で校長を務め、県教育委員会では、ナンバー2のポストにあたる教育次長に女性で初めて就きました。

その後、23年度から県立図書館の館長を務めています。

県教育長の任期は3年で、過去2期は、教員ではない行政職出身者が務めていて、教員出身者が就任するのは6年ぶりとなります。
  
県教育委員会によりますと、これまで県教育長を務めたのは男性のみで、中村氏が就任すれば女性として初めてになるということです。

県教育委員会は、雪崩事故の再発防止や高校再編、特別支援教育の充実など、多岐に渡る業務を担当します。

福田知事は、県教育長の人事に関する議案を今月18日に始まる県議会に提出する予定です。
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