栃木県 新年度当初予算案発表 一般会計当初予算は9,242億円 4年連続の減
福田富一知事は7日、総額で9,242億円に上る栃木県の新年度の一般会計当初予算案を発表しました。福田知事の6期目初の予算編成で、「未来への投資」を目指します。
(福田富一知事)
「未来への種まき ぎゅーっとちぎ予算と命名したい。少子化対策や人づくり、地域経済の好循環、DXによる安全・安心など、未来への投資となる施策をぎゅーっと盛り込んでいる。未来に花開く本県のたくさんの可能性を、県全体でぎゅーっと抱きしめ、大切に育ててまいりたい」
県の新年度の一般会計当初予算案の総額は9,242億円と4年連続で減少しました。1兆円を下回るのは3年連続ですが、規模としては過去5番目の大きさです。
県の収入にあたる「歳入」は、企業業績が好調だったことから法人事業税が増え、県税が160億円増加しました。また、地方交付税と国の地方交付税の代わりに特例として発行する公債、臨時財政対策債が合わせて15億円減少する一方、医療福祉関係の経費が増えたことなどにより96億円の財源不足が生じるため、県の借金にあたる「県債」や貯金にあたる「基金」を取り崩して対応します。
県が合わせて発表したこの先5年間の「中期財政収支見込み」によりますと、毎年度、90億円から100億円台の財源不足が見込まれるほか、財政調整的基金の残高は2025年度末は509億円ですが、2029年度末には211億円に減少すると予測しています。
また、県債残高は新年度、1兆1,081億円で今年度より減少します。
(福田富一知事)
「(今回の予算編成に関して)『とちぎ創生2.0賞』をもらえると思います。地方創生の第2幕がスタートをして、残念ながら第1幕は国も地方も成果をあげられなかった。しかし2幕は失敗は許されない。老若男女活躍できる、少子化トレンドを反転させる、こういうところに結びつけることができる予算を組んだ」
(福田富一知事)
「未来への種まき ぎゅーっとちぎ予算と命名したい。少子化対策や人づくり、地域経済の好循環、DXによる安全・安心など、未来への投資となる施策をぎゅーっと盛り込んでいる。未来に花開く本県のたくさんの可能性を、県全体でぎゅーっと抱きしめ、大切に育ててまいりたい」
県の新年度の一般会計当初予算案の総額は9,242億円と4年連続で減少しました。1兆円を下回るのは3年連続ですが、規模としては過去5番目の大きさです。
県の収入にあたる「歳入」は、企業業績が好調だったことから法人事業税が増え、県税が160億円増加しました。また、地方交付税と国の地方交付税の代わりに特例として発行する公債、臨時財政対策債が合わせて15億円減少する一方、医療福祉関係の経費が増えたことなどにより96億円の財源不足が生じるため、県の借金にあたる「県債」や貯金にあたる「基金」を取り崩して対応します。
県が合わせて発表したこの先5年間の「中期財政収支見込み」によりますと、毎年度、90億円から100億円台の財源不足が見込まれるほか、財政調整的基金の残高は2025年度末は509億円ですが、2029年度末には211億円に減少すると予測しています。
また、県債残高は新年度、1兆1,081億円で今年度より減少します。
(福田富一知事)
「(今回の予算編成に関して)『とちぎ創生2.0賞』をもらえると思います。地方創生の第2幕がスタートをして、残念ながら第1幕は国も地方も成果をあげられなかった。しかし2幕は失敗は許されない。老若男女活躍できる、少子化トレンドを反転させる、こういうところに結びつけることができる予算を組んだ」
