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定例議会の一般質問に会派持ち時間制を導入 宇都宮市議会が申し合わせ変更

一般質問の人数や時間について、運営の見直しを進めている宇都宮市議会は17日、会派内で人数や時間を調整できる、「会派持ち時間制」を導入することを確認して、申し合わせ事項の変更を行いました。

宇都宮市議会は、議員が質問に登壇する機会を増やし公平性を確保しようと、去年の9月議会から試行的に「会派持ち時間制」での一般質問を行ってきました。

従来は申し合わせにより、定例の議会開催中に質問日は4日以内、1日の質問者の数は4人までとし、1人当たりの質問時間はおおむね60分としていました。このため1定例会で最大16人、また、年間の質問回数も1人2回までだったため、希望していても登壇できないケースがありました。

「会派持ち時間制」では、会派内で質問者の数と時間配分を調整して質問をできるようにし、所属議員1人当たりの持ち時間を20分とするため、導入により19人が所属する最大会派の自民で380分、8人の市民連合で160分などとなり、1人会派は20分となります。また、所属議員が3人に満たない会派は、会派間での質問時間の譲渡ができます。1人当たりの時間は最大で60分となります。

17日に開かれた議会運営委員会で、全会一致で「会派持ち時間制」への申し合わせの変更が決定し、6月議会の一般質問から正式に実施されることになりました。
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