那須雪崩事故から8年 事故現場でOBら慰霊祭 大田原高校で追悼式
那須町で登山講習中だった大田原高校の山岳部の生徒など8人が亡くなった雪崩事故から8年となるのを前に、23日事故現場の近くや大田原高校で追悼式などが開かれ遺族など関係者らが犠牲者を悼みました。
雪崩事故は2017年3月27日、那須町のスキー場近くの国有林で発生し栃木県の高体連・高校体育連盟が主催する登山講習会に参加した40人以上が巻き込まれ、大田原高校山岳部の生徒7人と引率の教諭1人の合わせて8人が亡くなりました。
22日は事故の現場近くでは、慰霊祭が営まれ大田原高校の山岳部のOBや現役の部員などおよそ20人が手を合わせ8人を悼みました。
一方、大田原高校では追悼式が行われ遺族や県教育委員会の職員らおよそ50人が参列しました。
当時1年生で16歳の佐藤宏祐さんを亡くした父親の政充さんは、遺族代表のあいさつで「成長することのない、笑顔だった息子の姿を思い浮かべた悲しみは今も変わらない」と述べました。
事故の教訓や誓いが新たに記された慰霊碑の前で参列者は犠牲者を悼むとともに事故の風化の防止を願いました。
講習会の責任者だった教諭ら3人は業務上過失致死傷の罪に問われ、宇都宮地方裁判所から2024年5月いずれも禁錮2年の判決を言い渡されましたが、不服として控訴しています。
雪崩事故は2017年3月27日、那須町のスキー場近くの国有林で発生し栃木県の高体連・高校体育連盟が主催する登山講習会に参加した40人以上が巻き込まれ、大田原高校山岳部の生徒7人と引率の教諭1人の合わせて8人が亡くなりました。
22日は事故の現場近くでは、慰霊祭が営まれ大田原高校の山岳部のOBや現役の部員などおよそ20人が手を合わせ8人を悼みました。
一方、大田原高校では追悼式が行われ遺族や県教育委員会の職員らおよそ50人が参列しました。
当時1年生で16歳の佐藤宏祐さんを亡くした父親の政充さんは、遺族代表のあいさつで「成長することのない、笑顔だった息子の姿を思い浮かべた悲しみは今も変わらない」と述べました。
事故の教訓や誓いが新たに記された慰霊碑の前で参列者は犠牲者を悼むとともに事故の風化の防止を願いました。
講習会の責任者だった教諭ら3人は業務上過失致死傷の罪に問われ、宇都宮地方裁判所から2024年5月いずれも禁錮2年の判決を言い渡されましたが、不服として控訴しています。
