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参院選投票日まで11日 とちぎ政策アンケート第3回(憲法改正・選択的夫婦別姓・現政権の評価)

20日に投開票が行われる参議院選挙に向けて、シリーズでお送りしている政策アンケート「候補者に聞く」です。最終回は「憲法改正」や「選択的夫婦別姓」「現在の政権への評価」についてそれぞれの考えを見ていきます。

改選数1の栃木選挙区に立候補しているのは、届け出順に
◇参政党の新人で会社役員の大森紀明候補54歳
◇立憲民主党県連の副代表を務める新人の板津由華候補37歳
◇自民党の現職で国土交通副大臣を務める高橋克法候補67歳
◇共産党の新人で元日光市議会議員の福田道夫候補66歳
◇政治団体のNHK党栃木支部長を務める新人の高橋真佐子候補60歳
◇無所属の新人で元神奈川県綾瀬市議会議員の笠間信一郎候補76歳、の6人です。

アンケートは、笠間候補を除く5人から回答を得ました。

まず「憲法改正」について、参政の大森候補は「憲法を日本人によって一から作り直すべき」とし、立民の板津候補は「国民の理解や議論を欠いたまま進めようとしている」と政権を批判。自民の高橋候補は自衛隊を憲法9条に明記し国の安全と国民の命を守るべきとし共産の福田候補は「9条改憲に断固反対」の立場。N党の高橋真佐子候補は「古い憲法は今の時代の変化に追いつかない。国民からも投票が必要」との考えを示しました。

次に「選択的夫婦別姓」について、参政の大森候補は「夫婦同姓を維持し、旧姓の通称使用を認める法制度を拡充すべき」、自民の高橋候補も「選択的夫婦別姓は強制的な親子別姓を意味する」と旧姓の通称使用に法的根拠を与えるべきだとしました。N党の高橋真佐子候補も「子どもと親の絆が弱くなるため旧姓の通称使用で十分」だとしています。実現を求める考えを示したのは2人の候補で立民の板津候補は「与党は長年議論を先送りし別姓を必要とする人の声に真剣に向き合っていない」、共産の福田候補も「選択的夫婦別姓は国民の強い要求になっておりいますぐ実現すべき」としました。

そして最後に現在の石破政権への評価については、高橋克法候補が「大いに評価する」とした一方大森候補、板津候補、福田候補、高橋真佐子候補の4人が「評価できない」としました。自民の高橋克法候補は「地方創生や農林水産業の振興など地域にあった政策を進めている」としましたが、参政の大森候補は「岸田政権の延長で国民からかけ離れている」と指摘。また、立民の板津候補は「地方創生などに一定の姿勢を示しているが国民の暮らしの課題では十分な具体策が示されていない」、共産の福田候補は「財界中心、アメリカの言いなりで物価高騰にも無為無策」、N党の高橋真佐子候補も「国民負担が大きくなっているのに消費税に依存している」としました。

※各候補の答えの詳しい内容はとちぎテレビのホームページのニュースサイトに掲載しています。