教員出身 中村千浩栃木県教育長が所信表明 女性で初 「安全確保を第一に」
女性初の栃木県の教育長に就任した中村千浩氏が3日、定例会見に臨み、教員出身としての肌感覚を大切に子どもたちの安全確保の取り組みなどに努めていくと所信を述べました。
県の教育長はこれまで2代続けて行政出身でしたが、中村氏は教員出身で真岡女子高の校長や県教育委員会の次長などを歴任した後、2023年4月から県立図書館長を務めていました。そして今年度、女性では初めての県の教育長に就任しました。
中村教育長は挨拶の中で「安全確保の取り組み」が第一の課題だとして、8年前、那須町で登山講習中だった生徒や教諭合わせて8人が亡くなった雪崩事故の再発防止と事故を風化させないという決意を次のように述べました。
中村教育長「まずは学校における安全・安心の確保と生命の尊重を第一に考えていく。事故当時の状況を知るものとして反省と教訓を踏まえ、しっかり継承していくことが私の使命」
また、県教育委員会が今年度、取り組む主な施策として2026年4月に開校する県内で初めての夜間中学校「県立とちぎ学びの夢学園」の準備や県立高校再編の第3期計画の推進などを挙げました。特別支援教育の充実については去年8月に県が示した方針の進捗状況や方向性などを4月下旬を目途に公表するとしました。
学力向上対策ではこれまで紙媒体で行ってきた年に一度の県版の学力テスト「とちぎっ子学習状況調査」を今年度で終了し、来年度からはオンラインで年に複数回、定期的に学習内容をチェックできるプログラムを導入し、一人ひとりの習熟度に寄り添った指導を行っていく予定です。
県の教育長はこれまで2代続けて行政出身でしたが、中村氏は教員出身で真岡女子高の校長や県教育委員会の次長などを歴任した後、2023年4月から県立図書館長を務めていました。そして今年度、女性では初めての県の教育長に就任しました。
中村教育長は挨拶の中で「安全確保の取り組み」が第一の課題だとして、8年前、那須町で登山講習中だった生徒や教諭合わせて8人が亡くなった雪崩事故の再発防止と事故を風化させないという決意を次のように述べました。
中村教育長「まずは学校における安全・安心の確保と生命の尊重を第一に考えていく。事故当時の状況を知るものとして反省と教訓を踏まえ、しっかり継承していくことが私の使命」
また、県教育委員会が今年度、取り組む主な施策として2026年4月に開校する県内で初めての夜間中学校「県立とちぎ学びの夢学園」の準備や県立高校再編の第3期計画の推進などを挙げました。特別支援教育の充実については去年8月に県が示した方針の進捗状況や方向性などを4月下旬を目途に公表するとしました。
学力向上対策ではこれまで紙媒体で行ってきた年に一度の県版の学力テスト「とちぎっ子学習状況調査」を今年度で終了し、来年度からはオンラインで年に複数回、定期的に学習内容をチェックできるプログラムを導入し、一人ひとりの習熟度に寄り添った指導を行っていく予定です。
