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日本ラグビー協会清宮副会長 35年W杯 「栃木県での開催狙ってみては」

ラグビーリーグワンの三重ホンダヒートが、2026年に活動拠点を宇都宮市に移すことになり、県内で関連の話題が増える中、15日、宇都宮市で日本ラグビー協会副会長の清宮克幸さんがラグビーによる地域活性化について講演しました。

この講演は、スポーツによる地域活性化に官民連携で取り組む栃木県スポーツコミッションの総会の中で行われたものです。日本ラグビー協会副会長の清宮克幸さんは、早稲田大学、社会人のサントリーで日本一を経験。現役引退後は、監督として母校の黄金期を復活させ、トップリーグの2チームでもタイトルを獲得しました。

清宮さんは、最後に指揮をとったヤマハで、経営不振により多くの選手がチームを去り、人も予算もない中で、再建を託されたエピソードを語りました。チーム状況がボロボロながら毎試合全力を出し切る選手たちの姿を見たファンや地域住民も一体となり、監督就任からわずか4年で日本一になったということです。

栃木県内では、国内最高峰リーグワンの三重ホンダヒートが2026年に活動拠点を宇都宮市に移すことが決まっていて、試合のパブリックビューイングが行われるなどラグビー熱が高まってきています。清宮さんはこれにも触れて「独自性や熱をどう引き出すかが大切。2035年のワールドカップの栃木県での開催をターゲットにしてもいいのではないか」と呼びかけました。

総会では今年度、武道と観光を組み合わせた取り組みを進める推進チームを来6月に設置することなどの事業計画案が了承されました。