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さくら市と三菱ふそうトラック・バスが災害協定 さくら市の災害時に被害状況に応じて車両を提供 

大規模な災害に備えて、さくら市と市内に研究所を持つトラックメーカーは16日、災害時に物資の運搬や避難者の移動に活用する車両提供の協定を結びました。

協定を結んだのは、さくら市と市内にトラックとバスの研究所がある「三菱ふそうトラック・バス」です。市役所で調印式が行われ、中村卓資市長と、三菱ふそうトラック・バスの永塚誠一会長が協定書を交わしました。

2024年8月の大雨で市内を流れる荒川の水があふれ、災害に対する備えを一層強化したいさくら市と、市内に根ざす企業として地域に貢献したい三菱ふそうトラック・バスの思いが一致しました。三菱ふそうトラック・バスが、災害協定を結ぶのは創業以来初めてということです。

協定では三菱ふそうトラック・バスがさくら市内で災害が発生した場合、物資を運搬するためのトラックや避難者を輸送するためのバスを、被害状況に応じて貸し出すということです。

ほかにも16日は、災害時などに電気を外部に供給できる電気小型トラックが展示され、中村市長はトラックの運転席に乗って、車両を確認していました。今後、電気小型トラックが、市内の研究所に配備される予定で、災害時に活躍が期待されます。

さくら市の中村卓資市長:
「人や物資を運送しなければならないときに、車両を非常に有効に使えるということをすごく感じましたし、三菱ふそうトラック・バスさまからの今回の申し出は、非常にありがたいお話だと思っています」

三菱ふそうトラック・バスの永塚誠一会長:
「このような災害協定を締結するのは、さくら市さまが初めてです。これで少しでも市民の皆さま方に、何か私生活の安心をご提供できることがあれば、大変良いなと思っています」