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若手アーティストを応援 創業130周年の足利銀行が作品を購入展示

足利銀行では栃木県ゆかりの若手アーティストの活動を応援しようとその芸術作品を購入し展示する取り組みを行っています。22日、2人のアーティストが本店を訪れ、清水和幸頭取に作品に込めた思いを伝えました。

足利銀行では2023年から地域貢献活動の一環で、次世代を担う若いアーティストの育成や支援のため、その作品を購入する取り組みを進めています。鹿沼市出身の浅井沙弥香さん、茨城県古河市出身の石川理恵さんの2人が作品とともに足銀本店を訪れ、清水頭取らと自身の活動や文化について懇談しました。

浅井さんは武蔵野美術大学出身で、現在はフランスを拠点に活動しています。氷にインクを垂らし、氷が溶ける時にできるにじみや色の重なりで表現する「氷染色」という技法は特許を取得しています。

一方の石川さんは文星芸術大学を卒業後、現在は母校で助手をしていて、子どもの頃から油絵を描き続けています。今回の作品は地元の古河市を散策している最中に出会った風景を描いたもので大学の卒業制作の作品でもあるといいます。

浅井沙弥香さん「率直にとても嬉しい気持ちで一杯です。周りの人を幸せにできるアートの力を信じて子どもも大人も笑顔にしていくことを目標にしています」

石川理恵さん「いろいろな方に絵を見てもらうことで知ってもらえる、素敵なご縁を頂けたと思う。温度やぬくもり、雰囲気を表現できる絵を描いていきたい」

清水和幸頭取「地域の活性化には芸術や文化も重要。若い人達が育っていくことができるといいなという思いもあり、支援させていただいた。また我々は今年創業130周年を迎える。恩返しの意味でも支援していくことを考えている」

足利銀行の若手アーティスト支援の取り組みはこれで4作品となり、浅井さんと石川さんの作品は本店に展示されるということです。