アンダーパスでの冠水事故を防げ 日光市平ケ崎アンダーなどで事故防止訓練
梅雨などの本格的な雨のシーズンを前に、道路や線路の下を通る「アンダーパス」で冠水を想定した訓練が29日、栃木県内各地で行われました。
この訓練は、周辺より低くなっている道路「アンダーパス」が、冠水した場合の事故を防ごうと、梅雨や本格的な台風シーズンを前に、栃木県が管理する道路で毎年、行っているものです。
今年は9カ所で行い、このうち日光市の国道121号の平ケ崎アンダーの訓練には、栃木県日光土木事務所や消防、それに警察など合わせておよそ20人が参加しました。訓練は、大雨でアンダーが冠水したという想定で、連絡を受けた参加者が水が7センチたまっていることを確認すると、側道を国道に見立てて、バリケードを立てて全面通行止めにしました。そして、消防や警察など関係機関に連絡したり、冠水の原因を調べたりして、いざという時に備えてそれぞれの役割と連携を確認しました。
その後、一定の水位に達すると、自動で風船のように膨らんで道路をふさぐエアー遮断機と、通行規制を知らせる電光掲示板が作動するかを確認し、どちらも不具合はありませんでした。
県内のアンダーパスでは、2008年に鹿沼市で車が水没して女性が死亡する事故が起きていて、平ケ崎アンダーでは2019年10月の東日本台風で、2.7メートルの冠水があったということです。
この訓練は、周辺より低くなっている道路「アンダーパス」が、冠水した場合の事故を防ごうと、梅雨や本格的な台風シーズンを前に、栃木県が管理する道路で毎年、行っているものです。
今年は9カ所で行い、このうち日光市の国道121号の平ケ崎アンダーの訓練には、栃木県日光土木事務所や消防、それに警察など合わせておよそ20人が参加しました。訓練は、大雨でアンダーが冠水したという想定で、連絡を受けた参加者が水が7センチたまっていることを確認すると、側道を国道に見立てて、バリケードを立てて全面通行止めにしました。そして、消防や警察など関係機関に連絡したり、冠水の原因を調べたりして、いざという時に備えてそれぞれの役割と連携を確認しました。
その後、一定の水位に達すると、自動で風船のように膨らんで道路をふさぐエアー遮断機と、通行規制を知らせる電光掲示板が作動するかを確認し、どちらも不具合はありませんでした。
県内のアンダーパスでは、2008年に鹿沼市で車が水没して女性が死亡する事故が起きていて、平ケ崎アンダーでは2019年10月の東日本台風で、2.7メートルの冠水があったということです。
