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県内ニュース

不審者侵入に備え児童ら避難訓練 宇都宮市上河内中央小

小学校に不審者が侵入してきたときに備え、児童たちの安全を守る訓練が4日、宇都宮市の小学校で行われました。

訓練は宇都宮市の上河内中央小学校で行われ、全ての児童と教職員合わせておよそ300人が参加しました。

警察職員が不審者役となり、刃物を持って校舎内に侵入したという想定で行われました。

廊下にいる不審者に気づいた教員がすぐに教室のかぎをかけ、児童たちがドアの内側に机などでバリケードを作りました。教員が内線電話で職員室に連絡すると、教職員だけが分かる言葉を使い校内放送で不審者がいることをアナウンスします。児童たちは、校庭側の扉から出て建物づたいに素早く体育館へと避難しました。

校内放送を聞いた教職員たちがさすまたを持って駆け付け、不審者を押さえ込みました。

続いて体育館では、児童たちが警察職員から、知らない人にはついていかない、車には乗らないといった身の安全を守る対処方法を学びました。

一方、教職員たちは警察官からさすまたの使い方や不審者への対応について、指導を受けました。

県教育委員会によりますと、県内の小学校で日中に不審者が侵入した事案は近年、発生していないということです。