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下野新聞社が宇都宮空襲新聞を発行 宇都宮空襲から80年

宇都宮空襲からちょうど80年となった7月12日、下野新聞社は、当時発行できなかった空襲翌朝の新聞を特別紙面として発行しました。

「宇都宮で大空襲」と大きく見出しが書かれた新聞。

12日、下野新聞の朝刊と一緒に読者に届けられました。

また「ピースうつのみや」が12日に開催した追悼会でも参加者に配られ多くの人が手に取りました。

80年前の7月12日に起きた宇都宮空襲では、下野新聞社の社屋にも焼夷弾が2発直撃し、新聞を発行するための機械が焼失するなど被害が出ました。

この影響で空襲翌日の新聞を発行することができませんでした。

先人たちの無念と、言論統制で自由に情報を伝えられなかった当時の記者の思いを引き継ぎ、現在の視点や情報をもとに今回、1945年7月13日付の特別紙面の発行が実現しました。

記事に加えて、当時焼け野原となった下野新聞社周辺の写真をAI加工でカラー化して掲載しています。
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