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平和の祈り込め広島へ…25人の中学生の平和親善大使ら6日の式典に参加 宇都宮

今年は戦後80年です。戦争の悲惨さと平和の大切さを学んでもらおうと広島平和記念式典に出席する中学生の壮行会が1日、宇都宮市で行われました。

宇都宮市は、平和教育の一環で若い世代が原爆や戦争の悲惨さを知り平和の大切さを後世に語り継いでもらおうと、25年前から中学生を平和親善大使として広島に派遣する事業を行っています。

今年も市内に25あるそれぞれの中学校から2年生の代表者1人が選ばれ合わせて、25人が今月6日に広島市で行われる平和記念式典に参列します。生徒たちは、広島平和記念資料館や原爆ドームも見学するということです。

壮行会で青木克之副市長は「平和の担い手として戦争の無残さに触れて当たり前にある平和な社会の大切さを感じてきて欲しい」と言葉を贈りました。

これに対し、鬼怒中学校の大貫緋愛さんが「目をそむけず現実を受け止め大使として多くの人に戦争の悲惨さを伝えていくため、広島で学んできます」と述べました。

続いて、陽北中学校の粕谷樹里さんと姿川中学校の鵜飼怜愛さんが「戦争は残酷でたくさんの苦しみを生み出す。広島の人達の思いや願いを学びたい」と平和資料館の館長に伝える平和のメッセージを読み上げました。

(城山中から派遣 江連蒼介さん)「目で見てその感情を皆に細かく伝えられるように持って帰りたいです」

(陽東中から派遣 田中希咲さん)「平和についてよく考え、平和に過ごせていることが大切だと伝えられるようにがんばっていきたいです」

平和親善大使は8月5日に広島市に向けて出発します。
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