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県内ニュース

医療機関へのサイバー攻撃を未然防止へ 栃木県警が対策セミナーを開催

栃木県内外で医療機関を狙ったサイバー攻撃が多発していることから、栃木県警は5日、対策セミナーを開きました。
  
このセミナーは、医療機関がサイバー攻撃を受けた場合、県民の生活に大きく影響を及ぼすことから、県警本部サイバー対策センターが被害の未然防止と拡大防止を目的に開いたものです。医療機関のシステム担当者や警察職員など、およそ80人が参加しました。

県警によりますと県内では2月に、身代金要求型のコンピューターウイルス「ランサムウェア」による攻撃で、宇都宮市のクリニックが被害を受けたことが確認されています。

講演では国家資格の「高度情報処理技術者」で、システム防護の専門家の植木あきおさんが、サイバー攻撃対策について話しました。植木さんの話では、サイバー攻撃は2021年から急増していて、特に医療機関は情報のバックアップが重要で、主体的なセキュリティ対策に加えサイバー防災訓練、AI技術を活用した防御が大切だということです。

また、警察の担当者からは、県警が行っているシナリオを使った訓練や相談窓口などの紹介がありました。
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