×
Menu
とちテレHOME

栃木の今が分かる!!NEWS 栃木の今が分かる!!NEWS

県内ニュース

日光でバイオ燃料バス本格運行 燃料製造プラントも開所 東武バス日光

使用後に捨てられてしまう食用油をリサイクルした、バイオ燃料を使った環境にやさしい路線バスが本格運行されることになり6日、日光市で運行開始セレモニーが行われました。

日光市の東武バス日光は、天ぷらや揚げ物などの料理に用いられた食用油・廃食用油をバイオディーゼル燃料として精製するプラントを新たに建造し、自前の燃料を使って路線バスの運行を本格的に開始します。

6日は、バイオ燃料プラントの開所式とバスの運行開始セレモニーが開かれ、東武バス日光の金井応季社長や日光市の瀬高哲雄市長らがテープカットを行いました。

プラントは、県内の東武グループのホテルやデパートなどから回収した廃食用油から不純物を取り除いたり、軽油に混ぜてバイオディーゼル燃料を1日当たり100リットルほど製造できるということです。

東武バス日光では、バイオディーゼル燃料で走る車両をEV車両を除く34台全てに順次導入することにしていて、環境省が脱炭素先行地域に選定している奥日光エリアなどの路線で運行します。

2023年8月から8カ月間行ったバイオ燃料を使った実証運行では、燃料効率など問題がなかったことから、今回の本格運行に至ったということです。
画像1