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百日ぜき患者 全国6万人超え 栃木県内も高水準続く

7月28日から8月3日までの1週間で報告のあった百日ぜきの患者数は全国で6万人を超え、栃木県内でも高い水準が続いています。

また、リンゴ病やA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の警報レベルが続いています。

「百日ぜき」は特有のけいれん性の激しい咳が長引くのが特徴で、子どもを中心に発症し肺炎や脳症を合併して死に至ることもあります。

全国で確認された今年に入ってからの累計の患者数は6万人を超え、統計を取り始めてから最も多かった2019年のおよそ1万6千人を大きく上回っています。

県内ではこの1週間で報告のあった患者の数は97人で、前の週より15人増加しました。

前の週(30週)=82人
前の前の週(29週)=131人
前の前の前の週(28週)=96人

今年に入ってから確認された患者数は1134人で、県内で報告のあった去年1年間の患者数の12人を大きく上回っています。

県は、手洗いや咳エチケットなどでの感染対策を心がけるよう呼びかけています。

続いて伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病です。
子どもを中心に発症し風邪のような症状が現れ頬などに赤い発疹が出るウイルスによる感染症で妊婦が感染すると流産や死産につながる恐れもあります。

報告があった患者数は前の週と変わらず75人で、引き続き、県の東部以外のすべての地域で警報レベルになっています。

また、春から夏にかけて子どもが中心にかかり、38度以上の発熱や喉に炎症が出るA群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、県南地区で警報レベルとなっています。

新型コロナウイルスは246人で、1つの医療機関あたり5・23人と、3週連続で増加しています。
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