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自民党総裁選 前倒し求める意見相次ぐ 両院議員総会

自民党は、大敗した参議員選挙の総括と今後の党の運営を議題に、8日、両院議員総会を党本部で開き、石破総理大臣は続投の意欲を重ねて表明しました。

自民党は8日、党大会に次ぐ重要な意思決定機関である、両院議員総会を党本部で行いました。
総理の早期退陣を求める勢力が責任を追及するのに対し、総理が続投期限を明示するのか注目されていました。

両院総会の冒頭、石破総理大臣は、参議院選挙に関し「あのような結果を招き、心からおわびする」と陳謝しました。
その上で、日米関税交渉や農業政策、防災などの課題を挙げ、「引き続き日本国に責任を持っていきたい」と述べ、続投に重ねて意欲を表明しました。

自民党は参議院選挙の総括を今月末をめどに取りまとめて、検証結果を報告するということです。

およそ2時間に渡って非公開で開催された総会では、総裁選の前倒しを求める意見が相次いだと複数の出席者が明らかにしました。
石破総理はこれについて、「党則にのっとってきちんと運営することに尽きる」と官邸で記者団に述べました。

党則では、所属する国会議員と都道府県連の代表者の過半数の要求があれば総裁の任期満了前でも総裁選挙を実施すると定めています。

自民党の参議院選挙での大敗を巡っては、栃木県連が石破総理と森山幹事長の辞任を求めるなど、全国の地方組織でも退陣要求が広がっていました。

去年の自民党総裁選で石破氏と争った、衆議院栃木5区選出で前の幹事長の茂木敏充氏は自身のユーチューブ番組で「スリーアウトチェンジの状態」と指摘した一方、栃木1区選出の船田元氏は「政治空白は許されない」とSNSに投稿していました。
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