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那須塩原市の深山ダムの新管理棟が開所 耐震性やコンピューター機能強化 

那須地域の水瓶として半世紀に渡って田んぼや畑に水を供給してきた、那須塩原市にあるダムの管理棟の建て替えが完了し21日、現地で開所式が行われました。

新しい管理棟が建設されたのは、那須塩原市の深山ダムです。

開所式には赤岩弘智副知事、那須塩原市の渡辺美知太郎市長など関係者およそ20人が出席し、テープカットを行って完成を祝いました。

1973年に建てられた、前の管理棟は老朽化が進み、耐震対策の必要性がありました。

新しい管理棟での業務は、今月末から始まり、操作室や事務室がダム側に配置されたことで、湖面の状況やゲート開閉の操作状況が簡単に把握できるようになっています。また、ダムの制御などを行うコンピューターの自動計算機能が強化されました。

深山ダムは、那須地域で開発されていなかった土地のかんがいを行うため、1974年に那珂川の上流に完成しました。発電や水道用の水の供給の役割も果たしています。