地元の遺跡や埴輪を紹介 真岡市大内資料館で「考古学展」 30年ぶりにリニューアル
地元で発掘された埴輪(はにわ)や、遺跡を復元した模型を展示した企画展が、真岡市の資料館で開催されています。
「発掘された真岡 考古学展」が開かれているのは、真岡市の大内資料館です。会場には、大内地区の県指定史跡シトミ原古墳群から昭和初期に発掘され、東京国立博物館に収蔵されている鶏(にわとり)形や子どもを背負う形、それに武人をかたどった埴輪のレプリカが展示されています。
そのシトミ原古墳群をはじめ、奈良時代に芳賀郡の役所跡だったとされる大内廃寺跡など3つの史跡を中心に、南北1.5キロ、東西1キロの範囲を千分の一の大きさで復元したジオラマです。
大内資料館は、旧大内村役場として1929年に建てられました。当時としては県内でも珍しい鉄筋コンクリートの洋風の建物で、1988年に資料館となり、真岡市の登録有形文化財にもなっています。
3年前から地区の歴史や文化を次の世代に継承する活動をしていた、地元の有志が2025年5月に研究会を発足しました。今回の「考古学展」は研究会の発足を機に、市に働きかけて実現したもので、およそ30年ぶりに展示をリニューアルして一般に公開しています。
また、真岡市内の遺跡を紹介したパネルや石器なども展示されていて、地元の歴史の一端に触れることができます。
「考古学展」は24日まで開かれています。
「発掘された真岡 考古学展」が開かれているのは、真岡市の大内資料館です。会場には、大内地区の県指定史跡シトミ原古墳群から昭和初期に発掘され、東京国立博物館に収蔵されている鶏(にわとり)形や子どもを背負う形、それに武人をかたどった埴輪のレプリカが展示されています。
そのシトミ原古墳群をはじめ、奈良時代に芳賀郡の役所跡だったとされる大内廃寺跡など3つの史跡を中心に、南北1.5キロ、東西1キロの範囲を千分の一の大きさで復元したジオラマです。
大内資料館は、旧大内村役場として1929年に建てられました。当時としては県内でも珍しい鉄筋コンクリートの洋風の建物で、1988年に資料館となり、真岡市の登録有形文化財にもなっています。
3年前から地区の歴史や文化を次の世代に継承する活動をしていた、地元の有志が2025年5月に研究会を発足しました。今回の「考古学展」は研究会の発足を機に、市に働きかけて実現したもので、およそ30年ぶりに展示をリニューアルして一般に公開しています。
また、真岡市内の遺跡を紹介したパネルや石器なども展示されていて、地元の歴史の一端に触れることができます。
「考古学展」は24日まで開かれています。