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子育ての喜びを伝える催し 宇都宮

子育て世代が「喜び」を感じながら子育てに取り組める社会の実現を目指そうというプロジェクトのキックオフイベントが23日、宇都宮市内で開かれました。

これは少子化が深刻さを増す中、子育ては大変というイメージを払拭し、県民が子育てをより前向きに感じられる機運を醸成しようと、県などが進める新たなキャンペーンの一環として行われたものです。

宇都宮市内の結婚式場では23日、県民が一体となって結婚や子育てを支援する組織「とちぎ未来クラブ」会長の福田富一知事が、キャンペーンのキックオフを宣言しました。

そしてイベントでは、益子町出身でとちぎ未来大使の井上咲楽さんや、今年5月に現職の市長として育休を取得した森島武芳矢板市長が登場し、専門家とともに「これからの結婚・出産・子育て」をテーマにした対談が行われました。

参加した高根沢町在住の夫婦は、「(夫に)育休は取れるなら取ってもらって、子どもの成長とかを一緒に感じられたらいいなと思います」と話していました。
また、1歳の娘がいる高根沢町在住の家族は、「普段はなかなか色々な人の話は聞けないのですごく参考になったし、自分たちももう少し考え方を改めないといけないなと思いました」と話していました。

井上さんは、「大変だけれどもみんなが子どもを育てて幸せだったと言う理由が、少しだけ垣間見えた気がして、私もそういう感情を味わってみたいなと思いました」と話していました。

とちぎ未来クラブでは、現在、「子育ての喜び」に関するエピソードなどを募集しているほか、11月にも、子育ての喜びを伝えるイベントが開催される予定だということです。