事故から2年半 遺族がオートバイ引き取る
2年前(2023年)の2月、宇都宮市の国道でオートバイの男性が時速160キロを超えるとみられる速度の車に追突されて死亡した事故で、男性の妻が26日、捜査を終えて警察署に保管されていたオートバイを引き取りました。
この事故は、2023年2月、宇都宮市の新4号国道で車を制御することが困難な時速160キロを超える速度で走行し、オートバイに乗っていた佐々木一匡さん当時63歳に追突して死亡させたとして危険運転致死の罪で石田颯太被告(22)が起訴されているものです。
佐々木さんの妻・多恵子さんは26日、宇都宮南警察署を訪れ捜査を終えて保管されていたオートバイを別の場所に保管するため移動させました。
多恵子さんは事故があった直後は、悲しみのあまり夫と一緒だったオートバイを見ることは出来ませんでした。
初めて「対面」したのは、3カ月後のことで原型をとどめていないオートバイの後部は、あのときのまま。
事故の衝撃の大きさを物語っています。
一方、刑事裁判の日程がまだ決まっていない中、7月、石田被告は運転免許が取り消されたにもかかわらず保釈中にバイクを運転したとして無免許運転の罪で追起訴されています。
事故を巡っては、多恵子さんら遺族が、当初の過失運転致死の罪より刑の重い危険運転致死罪への変更を求め宇都宮地方裁判所に認められた経緯があります。
裁判所はどう判断するのか、多恵子さんは、その行方を見守っています。
この事故は、2023年2月、宇都宮市の新4号国道で車を制御することが困難な時速160キロを超える速度で走行し、オートバイに乗っていた佐々木一匡さん当時63歳に追突して死亡させたとして危険運転致死の罪で石田颯太被告(22)が起訴されているものです。
佐々木さんの妻・多恵子さんは26日、宇都宮南警察署を訪れ捜査を終えて保管されていたオートバイを別の場所に保管するため移動させました。
多恵子さんは事故があった直後は、悲しみのあまり夫と一緒だったオートバイを見ることは出来ませんでした。
初めて「対面」したのは、3カ月後のことで原型をとどめていないオートバイの後部は、あのときのまま。
事故の衝撃の大きさを物語っています。
一方、刑事裁判の日程がまだ決まっていない中、7月、石田被告は運転免許が取り消されたにもかかわらず保釈中にバイクを運転したとして無免許運転の罪で追起訴されています。
事故を巡っては、多恵子さんら遺族が、当初の過失運転致死の罪より刑の重い危険運転致死罪への変更を求め宇都宮地方裁判所に認められた経緯があります。
裁判所はどう判断するのか、多恵子さんは、その行方を見守っています。
