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「さくら市学校給食センター」が完成 9月1日より市内全ての小中学校へ配食開始

さくら市の中村卓資市長は、27日に開いた定例会見で、市内に整備を進めてきた「さくら市学校給食センター」が完成し、9月1日から市内全ての小中学校へ学校給食の配食を開始すると発表しました。

さくら市の中村卓資市長:
「令和6年3月より整備工事を進めていた、さくら市学校給食センターが7月末に竣工しました。8月の試運転等を経た上で、9月1日から市内全ての小中学校への配食をスタートします」

さくら市ではこれまで、市内の小中学校の給食を学校内の調理場、もしくは喜連川給食センターの調理室で対応してきました。

しかし、いずれの施設も築年数が25年以上と老朽化が目立っていたため、市は最新の衛生管理基準を満たし、かつ市内の給食調理を1カ所に集約させた新たな給食センターの建設を喜連川工業団地内に進めてきました。

新たな給食センターは市内8つのすべての小中学校など、1日に4千食を賄うことができ、また食物アレルギーに対応した食事も1日に80食分ほど調理が可能だということです。

市では地元食材を使った献立を積極的に取り入れて、食育の拠点にしていく方針です。

また施設のマスコットキャラクターも決定し「さくらこ」がお披露目されました。
今後は、給食用の食器や配送用トラックの荷台などにプリントされるということです。

元さくら市職員の中村市長は、学校教育課長として給食センター整備に取り組んだことを振り返り「完成は感慨深いものがある。市長という立場で立ち会えることを嬉しく思う」と感想を述べました。