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地域や未来創る経営セミナー 「競争」から「競争」へ 健康経営や女性活躍、DX活用など講演

人手不足や働き方改革など企業がさまざまな課題を抱える中、地域と未来を創る経営を考えるセミナーが28日、宇都宮市内で開かれました。

このセミナーは変化の激しい時代に企業が成長戦略を考える参考にしてもらおうと、とちぎテレビが主催したものです。企業の経営者や人事労務の担当者などおよそ80人が参加しました。

この中で栃木トヨタ自動車の新井孝則社長は「とちぎの未来へ、あなたとともに。」と題して基調講演を行いました。新井社長は社員がやりがいを持って長く働くことができる「健康経営」の取り組みや、女性活躍推進の一環で進める女性スタッフで運営する施設、「ミナテラスとちぎ」での地域貢献活動を紹介しました。

そして「この会社に入って良かったと思ってリタイアして欲しい。社員の育成は会社の責任で地域を盛り上げることも責任の一つ」だと述べました。

そのほか、宇都宮大学データサイエンス経営学部の大嶋淳俊教授が「大学と共創するデジタル経営の未来」をテーマに特別講演を行いました。また人材情報管理システムを提供するカオナビの瀬沼孝一さんなどが従業員の能力を生かし組織の強化を目指す取り組みや公的支援、補助金を活用した企業戦略などについて説明しました。

(カオナビ 瀬沼孝一マネージャー)
「社員の情報を一元化して、個人のスキルや特徴を社内でデータ化することで、戦略的人事ができ、離職防止・最適な人材配置につながります。人事や労務担当者の業務過多の解消もできるシステムとして紹介させていただきました」

(栃木トヨタ自動車 新井孝則代表取締役社長)
「数多くの企業の課題解決のノウハウを聞くことができ、大変参考になりました。様々な皆様とより良い地域を作るために一緒に取り組めたら大変嬉しく思います」