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墨絵師の荒川さんと武楽の源さんがとちぎ未来大使に 万博の栃木県ブースでパフォーマンス披露

県内外で活躍する著名人に、栃木県の魅力を発信してもらう「とちぎ未来大使」に2日、大阪・関西万博の栃木県ブースのセレモニーで、パフォーマンスを披露した2人が就任しました。

とちぎ未来大使に就任したのは、墨絵師の荒川しゅう(風へんに叟)さん(47)と、武士の美しい所作などを表現する源光士郎さん(49)です。

県庁で行われた委嘱式で、福田富一知事から委嘱状と特製の名刺が手渡されました。

2人は、大阪・関西万博で、6月に行われた栃木県ブースのオープニングに出演し、源さんが演武を、荒川さんがブースのキーメッセージである、「山水共里」の文字を書き上げるパフォーマンスを披露しました。

福田知事は「万博ではお世話になりました。栃木の文化の発信のためにも力を貸してください。県民みんなで応援していきます」と活躍を期待しました。

荒川さんは佐野市生まれで、栃木市在住。筆を使わず指で描く中国古来の指墨を伝承している、国内では珍しい「ハンドドローイング」技法の墨絵作家です。

源さんは那須塩原市出身で、大田原高校を卒業後、2005年に能と武道を融合させた「武楽」という芸術の分野を立ち上げました。2006年に「武楽座」を創設し国内外で公演を行っています。