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大相撲秋場所14日に初日 先場所十両優勝の三田(大田原市出身)飛躍誓う

今年5月の大相撲名古屋場所で大田原市出身の三田が十両優勝を果たし、14日に初日を迎える秋場所では番付を上げて期待が高まっています。本人が「目標」と話す入幕が現実味を帯びてきました。

秋場所を控えた9月8日、母校の黒羽高校から化粧まわしが贈られました。まだまげが結えないざんばら髪が、彼の「電光石火」の活躍ぶりを物語っています。

三田は23歳。名門の近大を卒業し二子山部屋に入門。去年9月の秋場所に幕下付け出しで初土俵を踏むと、6場所すべて勝ち越しました。

今年7月の名古屋場所では11勝4敗で十両優勝。初土俵から1年で、幕内を狙える西4枚目まで番付を上げました。得意は「押し」。スピード感あふれる取り口も魅力です。

(三田関)「十両優勝は自信になった。2ケタ、15日間取れたことがいい経験、自信になった。初土俵から順調に番付が上がってきているので、この調子で新入幕できるように頑張りたい」

5歳の時に父の影響で相撲をはじめました。高校生まで過ごし、自身を強くしてくれたふるさとへの思いは大きいものがあります。

(三田関)「ふるさと大田原は過ごしやすくていいまちです。高校は原付バイク通学OKだったので使っていましたが、その通学路が好き。今も何も変わっていない」

迎える「勝負」の秋場所。目標に向けて、得意の押し相撲を極めるだけです。14日の初日は輝と対戦します。

(三田関)「先場所と同じく立ち合いから鋭く当たり、持ち味を生かして相手より先に技を仕掛ける。十両上位なので胸を借りるつもりでやっていきたい。応援よろしくお願いします」
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