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【那珂川町長選】当選から一夜 初の女性町長・益子純恵氏(46)町政の抱負語る 栃木県

19日に行われた、任期満了に伴う那珂川町(栃木県)の町長選挙。初当選を果たした新人・益子純恵氏(46)が、一夜明けた20日に、今後の抱負を語りました。

那珂川町の町長選挙は、益子氏のほか、現職から後継指名を受けた新人が立候補し、一騎打ちとなりました。開票の結果、益子氏は4496票を獲得し、相手に712票の差をつけて初当選を果たしました。

選挙戦から一夜明けて、益子氏は那珂川町馬頭にある自身の事務所で、報道陣からの取材に対して「これから自分がやらなければいけないことの大きさを改めて認識した」と当選後の気持ちを語りました。

町長に就任後真っ先に取り組むことを問われると、選挙戦でも訴えてきた、時刻表にとらわれず必要な時に利用できるデマンド交通を、AIの活用を視野に入れながら、町民のニーズに合った運行を目指すと改めて強調しました。

そのほか、取り組みたいこととして、天候に左右されない子どもの遊び場の整備や町外に通学・通勤する人への交通費支援、それに「町の基幹産業」と位置づける農林業を次世代へつなぐための支援などを挙げました。

また、那珂川町で初めての女性町長となったことについては「身の引き締まる思い」と述べました。その上で、母親として3人の息子を育ててきた育児や、町内でデイサービスを運営してきた介護の経験を挙げ、次のように町政への決意を述べました。

「(子育てや介護など)人に密着してきたからこそ、きめ細かな政策・より住民に寄り添った政策に取り組めると思う。選んでよかったと思われるよう、働きでお返しできたら」