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「命のアサガオ」リレー 種贈呈式 宇都宮

白血病により7歳の若さで亡くなった男の子の生前に育てたアサガオの種が、毎年、宇都宮市内の小学校でリレー方式で引き継がれ、花を咲かせています。

この夏新たな種ができ、次の小学校に引き継ぐため27日、活動団体へ種が贈られました。

宇都宮市の明保小学校で贈呈式が行われ児童から、この活動を行う「国際ソロプチミスト宇都宮」の近藤和子会長へアサガオの種が手渡されました。

この活動は「命のアサガオ」と呼ばれ、小学生たちに命の大切さを伝えようと、国際ソロプチミスト宇都宮が2011年から市内の小学校を巡って実施しているもので、2025年で15校目になります。

種は1993年に、白血病により7歳の若さで亡くなった丹後光祐さんが小学校で育てたアサガオから始まったもので、毎年新たな種ができて引き継がれているものです。

明保小学校はこの夏、宇都宮市の御幸小学校から種を引き継ぎ2年生の約80人が白や紫、青の花を咲かせてきました。

贈呈式では光祐さんへ思いを馳せながら未来への希望を歌にのせました。

今回できた種は2026年、市内の小学校に引き継がれるということです。