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宇都宮市で製造されたEVバスが県内での運行を開始 バス会社が脱炭素社会を目指して

県内全域で路線バスを運行する会社が、宇都宮市内で製造された電気で走るEVバスを栃木県内で初めて導入することになり、18日、お披露目式が開かれました。

宇都宮市にあるジェイ・バスの工場で製造された車両で、定員は約70人、車内は段差のないフルフラットな設計となっています。

市内で製造されたEVバスが導入されるのは、県内で初めてになるということです。

JR宇都宮駅東口の交流広場で行われたお披露目式には、関東自動車の吉田元社長や宇都宮市の佐藤栄一市長が出席し、テープカットが行われました。

佐藤市長は、「EVバスが縦横無尽に走る町が宇都宮市が目指す脱炭素社会の姿だ」と期待を寄せました。

関東自動車では、脱炭素化に向けて去年2月から国の研究開発法人の実証事業を使って、温室効果ガスを排出しないEVバスを導入しました。

事業に参加する栃木、福島、茨城の3つのバス会社で2030年までに5,700トンのCO2削減を目標にしています。

EVバスは、宇都宮市内の路線を走り、今年度中に計20台が営業運転を行う予定です。そして、2029年度までに7割にあたる158台の入れ替えを目指しています。