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重油価格高騰 工夫して癒し提供 栃木県内の入浴施設

中東情勢の緊迫化による影響は、依然としてさまざまな業界に影を落としています。このうち、大量のお湯を沸かす際に重油が欠かせない、県内各地の入浴施設に現在の状況を聞きました。

宇都宮市にある道の駅「ろまんちっく村」です。ここでは、温水プールやサウナといった温浴施設があり、お湯を沸かしたり室内を暖めたりする際に重油を使っています。施設の担当者によりますと、重油の価格が高騰し、3月上旬の1リットル当たり約80円から、現在は、約130円まで上がっています。

(ろまんちっく村 田代賢一支配人)
「これだけ費用がかかると営業上なかなか難しい。入場料は簡単に上げられないので仕入れ価格が上がるほど厳しい」

そのため、この施設では2つあるサウナのうち、スチームサウナを当面の間利用を休止し、風呂の洗い場の数を制限するなどして燃料を節約しているということです。また、清掃などで使う手袋やごみ袋など、石油由来の製品が入手困難となっています。こうした中、利用者からは営業状況などについての問い合わせが相次いでいるということです。

(ろまんちっく村 田代賢一支配人)
「ほぼ通常通り営業しているので、気軽に遊びに来ていただければ」

一方、一時は重油の節約に頭を悩ませていたものの、今はひと山超えたという施設も。真岡市の「真岡いがしら温泉おふろcafeいちごの湯」では、3月に仕入れ先から「重油自体が入ってこないため今後の供給量は約束できない」と連絡があったといいます。その後、4月上旬までは先行きの見えない不安から、営業時間外の夜間に風呂の温度を下げることで重油の使用を抑えました。

(いがしら温泉 高松誠支配人)
「当時は先行きが全然見えずサービス低下への不安があった」

現在は安定的に重油が仕入れられるようになり、さらに気温の上昇で使用量が減っていることから、価格の高止まりこそありますが、通常通り営業しています。

(いがしら温泉 高松誠支配人)
「一旦少しは困難から脱した感覚はある。早くこの問題が収束に向かってほしい」


宇都宮市と真岡市の入浴施設の担当者は、営業は休止しておらず利用者たちに「安心して訪れてほしい」と呼びかけていました。ろまんちっく村では、スチームサウナの利用を休止していますが、もう一方のサウナは通常通り利用でき、洗い場の使用を制限していない風呂もあります。