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千葉豪雨では約2700台…大雨による放置車両 連携し移動する訓練 県や関係機関が対応確認

7月に足利市であった記録的な大雨や、8月の千葉豪雨では、道路に水があふれ水没して動けなくなった車が放置されました。これらを踏まえて県は26日、関係機関と連携して車両を移動させる訓練を行いました。

訓練は、宇都宮市を猛烈な雨が襲い、アンダーパスで複数の車両が立ち往生してしまい緊急車両が通れなくなっているという想定で行われました。

(県職員)「確認のため直ちに職員を現地に派遣します」

(現場職員)「当該路線は、緊急通行車両などの通行に支障が出ている状態です」

災害対策基本法では、大規模な災害が発生したとき、緊急車両の通行ルートを確保するため、道路管理者が放置車両などを移動できるようになっています。訓練には、県の職員や県自動車整備振興会、全日本レッカー協会など約80人が参加し、放置車両を移動させるまでの一連の手順を確認しました。

県は県自動車整備振興会に協力を要請し、振興会は事業者に出動を依頼。自走できる車両の運転手に対しては職員が説明し、アンダーパスから移動するか道を開けるよう促します。自走できない車両については、移動させる前の車両を写真で記録してから、現場に駆け付けたレッカー車に乗せ、移動させることになっています。

県によりますと、県内では災害時に災害対策基本法に基づいて車両を移動させたことはこれまでにありませんが、千葉豪雨では水没して動けなくなった車両が約2700台にのぼり、自治体などが対応に追われました。

栃木県・県土整備部道路保全課の伊澤幸彦課長補佐は「千葉県と同じような災害が栃木県でも発生することは想定される。今回やっていて気づいたこと、改善点などふまえ、本番で滞りなく動けるよう、体制や仕組みをつくっておくことが重要だ」と話しました。
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