国指定史跡「侍塚古墳」(大田原市) 最新の調査成果を報告するシンポジウム
大田原市湯津上の国指定史跡「侍塚古墳」の、最新の調査成果を報告するシンポジウムが10日、市内で開催されました。
大田原市の那須野が原ハーモニーホールで行われたシンポジウムには、歴史ファンなど約280人が参加しました。
侍塚古墳は、「水戸黄門」として知られる徳川光圀によって、日本で初めて学術的な発掘調査を行ったとされていて、県は2021年度から最新技術を活用した測量や発掘調査を進めてきました。その結果、約330年前、徳川光圀の指示で行われた調査や修復の具体的な内容が明らかになってきました。
調査報告では、上侍塚古墳・下侍塚古墳ともに、複数の段で構成されていたことや、江戸時代に盛土などの修復が行われたことなどが紹介されました。また下侍塚古墳からは赤く塗られた壺形土器のほか、これまで想定されていなかった埴輪が出土しました。調査担当者による報告では「どうみても埴輪としか考えられない」と調査当時の驚きを交えた説明がなされ、従来の通説を覆す発見として会場の大きな関心を集めました。
また有識者らによるパネルディスカッションでは、この地域が日本の考古学を考える上で重要な場所であることや、良好な保存状態が地域住民の協力によって支えられてきたことが説明されました。そして今後の保存と活用に向けても、「地域の理解と協力が欠かせない」と呼びかけました。
今回の成果をきっかけに、その歴史的価値への関心がさらに高まり、今後の研究や保存・活用の広がりに期待が寄せられています。
大田原市の那須野が原ハーモニーホールで行われたシンポジウムには、歴史ファンなど約280人が参加しました。
侍塚古墳は、「水戸黄門」として知られる徳川光圀によって、日本で初めて学術的な発掘調査を行ったとされていて、県は2021年度から最新技術を活用した測量や発掘調査を進めてきました。その結果、約330年前、徳川光圀の指示で行われた調査や修復の具体的な内容が明らかになってきました。
調査報告では、上侍塚古墳・下侍塚古墳ともに、複数の段で構成されていたことや、江戸時代に盛土などの修復が行われたことなどが紹介されました。また下侍塚古墳からは赤く塗られた壺形土器のほか、これまで想定されていなかった埴輪が出土しました。調査担当者による報告では「どうみても埴輪としか考えられない」と調査当時の驚きを交えた説明がなされ、従来の通説を覆す発見として会場の大きな関心を集めました。
また有識者らによるパネルディスカッションでは、この地域が日本の考古学を考える上で重要な場所であることや、良好な保存状態が地域住民の協力によって支えられてきたことが説明されました。そして今後の保存と活用に向けても、「地域の理解と協力が欠かせない」と呼びかけました。
今回の成果をきっかけに、その歴史的価値への関心がさらに高まり、今後の研究や保存・活用の広がりに期待が寄せられています。
