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第260回放送番組審議会の公表について

第260回放送番組審議会の公表について
 
開催期日:令和7年4月22日(火)午前11時00分から
(1)議題
 1.報道特別番組「神宿る山 鹿追いのかりんど〜始祖は日光に〜」
   報道特別番組「本物の主治医になりたい〜在宅医療 ある医師の思い〜」
   について
 2. 報告事項 令和6年度下期 番組種別の公表について
 3.その他
(2)公表期日 令和7年5月21日(水)「とちテレNEWS9」
(3)公表内容  
放送番組審議会に関するお知らせです。4月22日(火)に、とちぎテレビ第260回放送番組審議会が開催されました。今回の審議会には、大森玲子(おおもりれいこ)委員、渡邊弘(わたなべひろし)委員、大島久仁子(おおしまくにこ)委員、伊澤和江(いざわかずえ)委員、村田利幸(むらたとしゆき)委員、田谷浩行(たやひろゆき)委員、過足裕子(よぎあしゆうこ)委員の7名の皆様に「報道特別番組 神宿る山 鹿追いのかりんど〜始祖は日光に〜」と「報道特別番組 本物の主治医になりたい〜在宅医療 ある医師の思い〜」の2番組についてご審議をいただきました。
 
各委員からは、
≪評価頂いた点≫
「神宿る山 鹿追いのかりんど〜始祖は日光に〜」
●地域の伝統や文化に向き合った番組がある事はとても大切だと思った。若い方たちにもこうした文化が引き継がれていくよう、今後もこのような番組を制作していただきたい。
●猟師の減少や後継者不足、過疎化、人口減少などが深刻な問題だという事も伝わってくる番組だった。
●命を軽んじることなく人も動物も等しく尊い存在であるということを、番組から自然に学べる構成になっていてよかった。
 
「本物の主治医になりたい〜在宅医療 ある医師の思い〜」
●この番組を通して「自分にも何か出来る事があるのではないか」と考えさせられ、自分の暮らす地域に新しい視点で向き合うきっかけとなった。
●映像を見る中で、家族や地域全体の支えが機能して初めて成立するというところが、番組を通してしっかり伝わってきた。
●在宅医療とは何かという問いを視聴者に投げかけながら複数の事例を通して、視聴者に多面的な視座を提供していた点は非常に効果的だったと感じた。
●「命」という重いテーマを取り上げており非常に印象に残った。命を預かって間近で見続けているからこそ、それぞれの重みや命の感謝を伝えようというのが切に伝わってくる番組であったと感じた。
 
≪改善や工夫が必要な点≫
「神宿る山 鹿追いのかりんど〜始祖は日光に〜」
●番組冒頭では精神的・文化的要素を出していたので、最後もそれらに立ち返って「命をいただくことの意味」で締めくくった方が、番組全体として一貫性があったのではないかと思った。
●番組では猟師の面ばかり捉えていたが、イノシシやクマが里山に出没している状況を踏まえると、山を守っていくという事が出没の抑制につながるのではないかと思った。猟師ではない一般市民も間接的には携わっているという事が伝われば、自分事のように感じる事ができるのではないかと感じました。
 
「本物の主治医になりたい〜在宅医療 ある医師の思い〜」
●医師が足りないから増やしていきたいのか、あるいは家族が在宅医療を通して尊厳に気づいていくことがテーマなのか、番組の結論の方向性がやや曖昧だったように思えた。
●番組の中で在宅医療がどのように始まり、どのような形で地域と関わっていくのかというのを示した図での説明があったが、ナレーションと共に図やイラストなどで順を追って表示していく形式にすると、視聴者にもより分かりやすくなると思った。
 
といったご意見をいただきました。とちぎテレビでは、これらのご意見・ご提言をもとに、今後の番組制作・番組編成にあたってまいります。
 
以上、第260回放送番組審議会についてのお知らせでした。
 
【映像】https://youtu.be/JOaU0xjcqTk