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第265回放送番組審議会の公表について
開催期日:令和7年10月28日(火)午前11時00分から
(1) 議題
1.「報道特集 戦後80年 〜後世に語り継ぐ〜」について
2. 令和7年度上期番組種別について
3. その他
(2)公表期日 令和7年11月19日(水)「とちテレNEWS9」
(3)公表内容
放送番組審議会に関するお知らせです。10月28日(火)に、とちぎテレビ第265回放送番組審議会が開催されました。今回の審議会には、大森玲子(おおもりれいこ)委員、渡邊弘(わたなべひろし)委員、大島久仁子(おおしまくにこ)委員、伊澤和江(いざわかずえ)委員、村田利幸(むらたとしゆき)委員、田谷浩行(たやひろゆき)委員、過足裕子(よぎあしゆうこ)委員の7名の皆様に、「報道特集 戦後80年 〜後世に語り継ぐ〜」についてご審議をいただきました。
各委員からは、
≪評価頂いた点≫
●当時と現在の映像を対比させる構成により、体験者の証言がより鮮明に伝わる内容だった。
●アンガウル島での現地取材は、日本のテレビ局として初の試みであり、限られた期間の中で貴重な映像を記録した点が良かった。
●感情に偏らず、冷静かつ客観的に事実を積み重ねる報道姿勢が好感を持てた。
●高齢化により体験者の証言を得ることが難しくなる中、映像で記録し残す意義を再認識できた。
●第14師団の門柱や見送り橋など、県内の関連遺構の映像もあり、若い世代にとってもこの栃木の地で戦争があったということを実感できる内容であった。
●戦争という世界を体験した人しか出せない言葉が多く、「平和しか知らない」世代にとっては、より深く考えさせられる番組だった。
●改めて戦争は絶対に起こしてはならないと強く感じた。
≪改善や工夫が必要な点≫
●現地の島民や若い世代が、戦跡や遺骨収集活動をどう受け止めているのか、現地の方の声も聞けるとより立体的な構成になったのではないか。
●DNA鑑定に時間を要する理由について、もう少し番組内で説明があるとよかった。
●番組として学校教育の現場などで活用できるよう、教育委員会などへの情報共有も検討すると良いのではないか。
といったご意見をいただきました。とちぎテレビでは、これらのご意見・ご提言をもとに、今後の番組制作・番組編成にあたってまいります。
以上、第265回放送番組審議会についてのお知らせでした。
【映像】https://youtu.be/mD04dQOmpJ0
