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閉校の体育館で新春大護摩供 下野市 龍興寺

 新年を祝い一年の無病息災などを祈願する大護摩の法要が1月3日下野市で行われました。

 法要は地域の長い歴史を物語る場所で初めて執り行われました。

 新春の大護摩の法要を執り行ったのは下野市の龍興寺ですが、会場となったのは3年前に閉校した薬師寺小学校の体育館です。

 実は元々、薬師寺小学校の敷地は龍興寺のものでした。

 未来を担う子どもたちのため、寺が明治と昭和の2回にわたって土地を寄付した経緯があります。

 今回、閉校に伴い、下野市が敷地の利用者を募集したところ、龍興寺が地域の交流施設として活用したいと名乗りを上げ、校舎は障がい者の就労支援などに、体育館は「金堂」として法要やスポーツ活動に使われることになりました。

 ここでの「大護摩供」は今回が初めて。寺としてはおよそ150年ぶりにこの場所を活用しての行事となります。

 僧侶たちの読経が響く中、新年の無病息災や家内安全などの祈祷が行われました。
  
 最後は檀家たちが焼香をして、新年が良い一年になるよう祈願していました。



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