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「SL大樹」小江戸を出発 特別運行

東武鉄道が日光市の鬼怒川エリアで運行している「SL大樹」が25日、小江戸と呼ばれる栃木市から一日限定で特別運行し、歴史ある地域をつなぎました。

SL大樹は、東武鉄道が鬼怒川線の下今市駅と鬼怒川温泉駅の区間で走らせている蒸気機関車で、鉄道産業文化遺産の保存と活用を目的に、2017年8月から運行を開始しました。

25日は、栃木市が江戸時代に日光へと続く例幣使街道の宿場町として栄えたことから、歴史ある地域を鉄道で結び観光振興を促進しようと、この区間で初めて運行することになり、栃木駅で出発式が行われました。

式には、栃木市の大川秀子市長や鉄道好きのアイドルとして知られるSKE48の末永桜花さんが出席し多くの鉄道ファンが集まる中、テープカットが行われました。

午前11時30分、SL大樹は東武鉄道栃木駅の福田真道駅長らの合図で出発しました。

乗車したのは浅草駅からのツアー客30人と抽選で選ばれた栃木市民64人で下今市駅までのおよそ2時間半の旅路を楽しみました。

列車内では栃木県の名産を使った弁当が提供されたほか、江戸時代の庶民の姿に紛した役者によるイベントが行われたということです。
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