奥日光の渋滞緩和や環境保護へ 新交通導入検討会が初会合 栃木県と日光市・東武鉄道の3者が出席
奥日光における持続可能な地域づくりを考える検討会の1回目の会合が27日、栃木県庁で非公開で行われました。福田知事の選挙公約でもあるロープウェーなどを含む新しい交通システムの導入を検討するための会議で県と日光市、東武鉄道が参加しての協議が始まりました。
日光市街と奥日光を結ぶいろは坂とその周辺では紅葉シーズンなどに渋滞が課題になっています。自然豊かな奥日光へのアクセスを自動車に頼らずに強化するため環境に配慮した新たな公共交通システムの導入などに取り組むため栃木県と日光市、東武鉄道の3者で検討会を設置しました。
(県交通政策課・石崎浩課長)「奥日光を持続可能な地域にしていくためには、環境に優しい新たなモビリティを導入し、奥日光への人やものの流れを円滑化することが重要でありますことから、環境、交通、観光、地域振興などさまざまな視点から関係者が連携して取り組むことが必要」
27日の検討会は非公開で行われました。県によりますと3者は奥日光地域における現状や課題、それに持続可能な地域のあり方などを検討していくことを共有しました。
また、新たな公共交通システムの導入に向けた検討をするため来年度、調査を行うことを確認したということです。県は新年度、新モビリティ導入検討調査費に2千万円を盛り込みます。
(県交通政策課・川合健司副主幹)「(検討の背景については)観光シーズンの交通渋滞やいろは坂による日々の負担、近年だと物流や公共交通のドライバーがいないなどの課題もある。どういった新たなモビリティが解決に役立っていくのか検討したい」
(県交通政策課・亀山泰剛課長補佐)「東武鉄道については、市内に東武日光駅があり、バスの交通などは東武グループの日光交通が担っている。地域の交通需要に精通する事業者の代表として入っていただいた」
日光にはかつて東武日光駅からいろは坂入口の馬返まで結ぶ東武鉄道運営の路面電車、「日光軌道線」が1968年、昭和43年まであったほか、馬返から明智平までは「日光鋼索鉄道線」というケーブルカーが1970年、昭和45年まで運行していました。東武グループは2027年度までの中期経営計画で明智平ロープウェイのリニューアルによる輸送力強化を目指す方針を示しています。
検討会の次の会合は新年度以降、開かれる予定です。
日光市街と奥日光を結ぶいろは坂とその周辺では紅葉シーズンなどに渋滞が課題になっています。自然豊かな奥日光へのアクセスを自動車に頼らずに強化するため環境に配慮した新たな公共交通システムの導入などに取り組むため栃木県と日光市、東武鉄道の3者で検討会を設置しました。
(県交通政策課・石崎浩課長)「奥日光を持続可能な地域にしていくためには、環境に優しい新たなモビリティを導入し、奥日光への人やものの流れを円滑化することが重要でありますことから、環境、交通、観光、地域振興などさまざまな視点から関係者が連携して取り組むことが必要」
27日の検討会は非公開で行われました。県によりますと3者は奥日光地域における現状や課題、それに持続可能な地域のあり方などを検討していくことを共有しました。
また、新たな公共交通システムの導入に向けた検討をするため来年度、調査を行うことを確認したということです。県は新年度、新モビリティ導入検討調査費に2千万円を盛り込みます。
(県交通政策課・川合健司副主幹)「(検討の背景については)観光シーズンの交通渋滞やいろは坂による日々の負担、近年だと物流や公共交通のドライバーがいないなどの課題もある。どういった新たなモビリティが解決に役立っていくのか検討したい」
(県交通政策課・亀山泰剛課長補佐)「東武鉄道については、市内に東武日光駅があり、バスの交通などは東武グループの日光交通が担っている。地域の交通需要に精通する事業者の代表として入っていただいた」
日光にはかつて東武日光駅からいろは坂入口の馬返まで結ぶ東武鉄道運営の路面電車、「日光軌道線」が1968年、昭和43年まであったほか、馬返から明智平までは「日光鋼索鉄道線」というケーブルカーが1970年、昭和45年まで運行していました。東武グループは2027年度までの中期経営計画で明智平ロープウェイのリニューアルによる輸送力強化を目指す方針を示しています。
検討会の次の会合は新年度以降、開かれる予定です。
