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宇都宮市 「おくやみコーナー」窓口開設 複雑な手続きを1つの窓口で

3日から宇都宮市では「おくやみコーナー」という窓口を開設しました。

亡くなった人に関する手続きを分かりやすくしようというのがその目的です。開設初日を取材しました。

「おくやみコーナー」は宇都宮市役所の1階に設けられ、独立した部屋になっています。

飯島アナ:「人が亡くなるとこれだけの手続きが必要になる。しかも該当するものが人それぞれ違う。情報を一つにまとめて案内するのがこのコーナーです」

人が亡くなると必要になる手続きは、市が扱うものだけでも60以上が想定されます。

「何を」手続きするか、知っておく必要があり、さらに担当する部署が違うため、どこで」手続きするのかも確認しなくてはなりません。

宇都宮市市民課 沼澤直子主任:「今まではハンドブックや判定ナビで自分で調べることになり、難しいという声を市民から頂いたので、手続きをこちらから案内できるのはメリットと考えている」

「おくやみコーナー」では専門のスタッフが手続き内容の整理、書類の作成補助、受け取りなどを行い、必要に応じて担当の部署に案内します。

亡くなった人の情報を事前に聞き、名前などを記載した書類が用意されるので、スムーズな手続きができます。何より「申請漏れ」を防ぐことが大きなメリットです。

対象は、死亡した時に宇都宮市に住民登録している人で、市役所の4営業日前までに予約が必要です。

宇都宮市市民課 沼澤直子主任:「大切な人を失った悲しみの中で慣れない手続きを進めなければならない。落ち着いた空間で手続きできるのでぜひ利用してください」

1月28日から受け付けを始めこれまでに50件の申し込みがあり、開設初日の3日は6人が利用しました。

同じような取り組みは小山市や真岡市にも設けられているということです。
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