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サンボマスター・近藤洋一さんが母校の石橋高校を訪問 卒業前にサプライズ登場 夏の甲子園出場たたえる

ロックバンド「サンボマスター」のベース・近藤洋一さんが28日、母校の石橋高校を訪れ、去年の夏の甲子園出場を果たした生徒たちをたたえました。

サンボマスターの近藤さんは、創立100周年の記念の年に夏の甲子園に初出場した石橋高校のOBです。頑張った後輩たちに何かできないかと考え、3月3日に迫った卒業式に向けて予行練習が行われていたこの日、全校生徒およそ700人の前にサプライズで登場しました。

(近藤洋一さん)
「再び石橋高校に来られてうれしいです。石高は学業にも力を入れている環境で、野球の方にもどれほどの力を割いて練習したのかと思うと、本当に尊敬の念が湧いてきました」

近藤さんからは、野球部の元キャプテン田口皐月さんに、「全員優勝」というメッセージが書かれた記念のタオル300枚の目録などが手渡されました。

そして、さらにうれしいサプライズが。去年の夏の甲子園で、アルプススタンドから選手たちを勇気付けた演奏に、近藤さんもベースで参加し、吹奏楽部とコラボしたこの日だけの特別ステージが披露されました。

(野球部元主将 田口皐月さん)
「ずっと受験勉強をしていて野球からはしばらく離れていたのですが、あの夏を思い出しました。まさか今日来ていただけるとは思っていなかったです。自分たちの甲子園は、たくさんの人に応援してもらっていたことを改めて感じました。激励をいただいたので、これを力にして今後ともたくさんの人に恩返しをしていきたいです」

(元生徒会長 高垣天音さん)
「たくさん声を出して選手を応援した光景を思い出して、懐かしいと同時に楽しかった学校生活だったなと思いました」

(サンボマスター 近藤洋一さん)
「本当にあっという間の時間でしたが、当時の気持ちに戻れて楽しかったです。メンバーに入れなかったけれど、スタンドで大きい声で応援する子たちに、俺たちだって力をもらった。『ありがとう』と伝えたいです。俺たちは全国にライブをしに行くし、みんないろいろな土地に進学すると思うので、必ず再会したいです」
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