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とびやま歴史体験館「宇都宮市の成立とその後」

戦後80年となる今年(2025年)、宇都宮市の博物館では、明治中期から終戦を迎える昭和前期までの宇都宮を紹介する企画展が開かれています。

宇都宮市竹下町のとびやま歴史体験館で開かれている企画展「宇都宮市の成立とその後」。

原始・古代・中世など宇都宮の歴史をたどるシリーズの8回目で、今回が最終回となりました。

展示は目まぐるしく近代化が進んだ宇都宮のまちの様子について、パネルや写真などで解説する3部構成です。

なかでも2部で紹介しているのは、1907年から市内に駐屯した「旧陸軍第14師団」。

市内に置かれた師団の関連施設や、日中戦争、太平洋戦争での師団の動きを地図を使って説明しています。

また3部では、第14師団の駐屯などにより変化した市内の商業について取り上げていて、宇都宮が県内の政治・経済の中心となった経緯が示されています。

会場では3月1日に、栃木県内の歴史や文化について調査・研究を行っている下田 太郎さんによる講演会も行われ、第14師団を市に誘致した背景について経済効果の観点などから解説しました。

企画展「宇都宮市の成立とその後」は3月20日まで開かれています。
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