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「暖房がついていた」 熱中症疑いで日光市の88歳女性が死亡

おととい5日、日光市に住む88歳の女性が自宅の室内で倒れているのが見つかり病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

女性は熱中症の疑いで死亡したと見られていて、県内で2025年、熱中症の疑いの人が亡くなったのは初めてです。

県によりますと、5日午後8時すぎ、日光市に住む88歳の女性と連絡が取れないため離れて暮らしている家族が女性の自宅を訪れたところ、室内で倒れているのを見つけました。

女性は救急車で病院に運ばれましたがその後死亡が確認されました。

女性が倒れていた部屋は室温が高い状態で、家族は「暖房がついていた」と話していたということから、熱中症の疑いで死亡したとみられるということです。

県内で2025年に熱中症の疑いの人が亡くなったのは初めてです。

県のまとめによりますと2024年の6月から9月熱中症によって救急搬送されたのは1,233人で、搬送された段階で亡くなった人はいませんでした。

県ではエアコンの適切な使用やこまめな休憩、それに水分補給などの対策をするほか、誤ってエアコンが暖房運転になっていないか、身の回りの人が設定を再確認するよう呼びかけています。