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【夏の高校野球特集・栃木】4年ぶりの甲子園目指す 作新学院

7月10日に開幕する夏の高校野球栃木大会。今大会の注目校を紹介します。2回目は春の県大会で準優勝した作新学院です。

作新学院のグラウンドでは、4年ぶりの夏の甲子園に向けて練習に熱を帯びるチームの姿がありました。

去年、新チームになってからは、秋の県大会はベスト4、春の大会では準優勝といずれも優勝まであと少しのところで佐野日大に阻まれました。

佐藤 充彦新監督の指揮のもと、葭葉 慶治主将らは、悔しさを胸に努力を重ねてきました。

葭葉主将は自ら率先してチームを導くリーダーシップはもちろん、攻守ともに優れたプレーで部員に手本を見せています。

チームの期待を背負うのが斎藤奨真投手。最速140キロのストレートとカーブやフォークといったキレのある変化球を使い分ける絶対的エースです。1年生のころから頭角を現し始め、去年の春のセンバツにはリリーフとして甲子園デビューし去年の夏の県大会では先発ピッチャーを任されるなど順調に経験を積んできました。そして、この春の県大会の準決勝では、完封勝利を挙げています。

今年のチームスローガンは、「攻撃野球、挑戦者精神、人間的成長」。その「攻撃」の要となるのが、埼玉県出身の柳沼 翔選手。身長184センチ、体重84キロの恵まれた体格から繰り出す打撃が持ち味で、1年生で春のセンバツにスタメン出場、5番バッターを務めました。元プロ野球選手の父と同じ作新学院へ入学し、思いを引き継いで甲子園に立ちたい一心で3年間練習に励んできました。

グラウンド入り口の「球道一心」と刻まれた2016年に全国制覇をした記念碑を背に、「優勝」を目指します。

大会は7月10日の木曜日に開幕し、シード校として夏の甲子園出場を狙う作新学院の初戦は、15日に宇都宮白楊と小山の勝者とエイジェックスタジアムで行われます。