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有料道路「日光道」と「さつきロード」の在り方を提言 栃木県道路施策検討有識者懇談会

栃木県が管理・運営する有料道路のあり方について検討する、有識者の懇談会が7日、県庁で開かれ、日光宇都宮道路とさつきロードの今後の在り方についての提言がまとめられました。

栃木県道路施策検討有識者懇談会は、県道路公社が管理する有料道路の日光宇都宮道路と宇都宮鹿沼道路、通称さつきロードの、今後の運営のあり方について2023年から検討を進めてきました。

7日の会議で提言がまとめられ、提言書は懇談会の根本敏則座長から県県土整備部の星野晃秀次長に提出されました。

それによりますと、日光宇都宮道路は高いサービス水準を維持するため、大規模な地震対策や老朽化対策が必要で、その財源は利用者や県民の理解を得たうえで、料金の値上げや徴収期間を延ばすことで確保すべきとしました。

一方、さつきロードについては、通行量が計画の3割未満にとどまることから、地域経済の活性化などに向けて、予定通り2026年3月で無料化すべきとしています。

県はこの提言をもとに、できるだけ早く新しい料金や料金の徴収期間など、今後の正式な方向性を決定したいとしています。
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