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栃木県林業大学校で初めての卒業式 栃木の林業は「稼げる」気持ち新たに21人巣立つ

去年、開校した県林業大学校で14日、初めての卒業生となる21人が巣立ちました。

去年4月に入学した第1期生の卒業式は、入学式と同じ場所の県産の木材がふんだんに使われた県林業大学校の大講義室で行われました。卒業するのは19歳から45歳までの21人で、大野英克校長からひとりひとりに卒業証書が手渡されました。

21人は1日6時間、209日間のカリキュラムで林業について学習し、海外の木材にも負けないよう経営マネジメントも学びました。学生の中には子育てとの両立に励んでいた人もいた中、21人全員が取得できる14の資格をすべて取り、去年12月には、ほぼ全員が就職先の内定を獲得しました。

大野校長は「栃木の林業は木材の質も量も豊富で、稼ぐことができる」と卒業生にエールを送りました。

(小島英太郎さん答辞)「学んだことを生かし、『稼げる林業』実現目指し、海外で活躍する真のフォレスターに追いつき追い越せるよう精進します」

栄えある林業大学校第1期生は、これから栃木をはじめ各地で、森を守り育てる担い手として第一歩を踏み出します。
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