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足利銀行などを傘下に置くめぶきFGが中期経営計画を発表 

足利銀行と常陽銀行を傘下に置くめぶきフィナンシャルグループ(FG)は17日、記者会見を開き、来年度・2025年度から3カ年の中期経営計画を発表しました。

めぶきFGは、2025年度から3年間の「第4次中期経営計画」を発表しました。計画は2030年までの長期ビジョンの前段として、次の3年間を「持続的成長に向け、進化を加速する期間」と位置づけています。

計画の基本戦略には「社会課題の解決」や「事業ポートフォリオ」、そして「経営基盤の強靭化」の3つが掲げられ、地域産業の成長を支援するなどといった、社会での重要課題の解決に向けた取り組みと合わせて、事業を進める方針です。

また、コンサルティング機能を引き続き強化していくほか、専門性を高めるための人的投資に30億円、戦略的DX投資に140億円、DXなどの注力する分野に3年間で150人を振り分けるなどして、グループ全体の生産性を向上させます。

これらにより、社会的・経済的な価値を創造し企業の価値を高めながら、3年後の2027年度には企業の収益力を表す連結ROE9・0%以上を達成し、連結純利益は今年度見通しの560億円から340億円以上引き上げて、900億円以上を目指すとしています。

また、長期ビジョンで2030年に連結経常利益1000億円以上を目指すとしていた目標は、金融政策の変更などによる環境の変化から、2027年度に1300億円以上を見込んでいて、前倒しで達成していくとしています。
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