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遮断機や警報機ない「第4種踏切」 引き続き関係者と対策を協議へ 栃木県第4種踏切安全対策協議会

遮断機や警報機が設置されていない「第4種踏切」について、栃木県や鉄道事業者が安全対策を話し合う協議会が21日開かれ、対応が決まっていない13カ所について今後も引き続き関係者と協議を続ける方針が示されました。

この協議会は2024年4月に群馬県高崎市の「第4種踏切」で、小学生が電車にはねられて死亡した事故を受け、設置されたものです。県のほか、鉄道事業者や関係する市や町の職員などで構成されています。

これまでの会合では、県内に32カ所ある第4種踏切の現地調査の結果を踏まえ、小山市の貨物専用線などの18カ所について安全が確認されたため、引き続き使用することが決まっています。また、足利市内にあるJR両毛線の踏切は中橋の架け替え事業に伴って、廃止する方針となっています。

3回目となった今回の会合では残りの13カ所の踏切について、地元の利用者などとの協議状況が共有されました。地元住民の利用頻度などがまだ把握しきれていないため、廃止にするか警報機と遮断機を設置して第1種踏切とするかなど、今後も引き続き関係者と協議を続けることが決定したということです。
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