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4月から値上げ ビールなど4,000品目 消費者や小売店は…

4月1日から4,000品目以上の食品・飲料が値上げとなり、家計に影響が出そうです。

一方、食品の値上げの勢いが強まる中、小売店もさまざまな工夫を凝らしています。

民間の調査会社・帝国データバンクが、国内の主な食品メーカー195社を対象に行った調査によりますと、4月からの食品の値上げは4,225品目で、4カ月連続で前の年を上回りました。

ハム・ソーセージなどの加工食品やマヨネーズなど、食卓に欠かせない食品も値上げの対象となっています。

特に大手飲料メーカー4社が一斉に、ビールや缶酎ハイの値上げを発表していて、3%から12%の値上げとなります。2023年に酒税法が改正され、ビールの税率は段階的に引き下げられていますが実質的にそれを打ち消す形となりました。

2025年の値上げは、9月までに公表されている分で累計1万1,707品目にのぼり、これは2024年1年の9割を超える水準だということです。

宇都宮市内のスーパーマーケットでも、消費者の負担を少しでも軽くしようと、さまざまな工夫を凝らしています。

2024年12月から、食品や日用品など300品目を独自に値下げしていましたが、今月からは400品目に拡大しました。また、生鮮食品では少量のパックでの販売を新たに増やし、必要な分だけを手ごろな価格で購入できるようにしたということです。
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