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シーボンが東郷青児の絵画2点を栃木県立美術館に寄贈 

大手化粧品メーカーが、企業版ふるさと納税の制度を活用して、所蔵する洋画家東郷青児の絵画を7日、栃木県立美術館に寄贈しました。

栃木県立美術館に東郷青児の絵画2点を寄贈したのは、東京に本社があり県内の上三川町に生産センターと研究開発センターがある、化粧品メーカーのシーボンです。

シーボンは創業2年目の1968年に、上三川町に工場を設立しているほか、栃木女性活躍応援団に登録するなど、関わりの深い栃木県に寄贈しました。

県庁で行われた贈呈式では、シーボンの崎山一弘代表取締役社長から、福田富一知事に目録が手渡されました。寄贈されたのは上三川工場の落成記念に東郷青児が制作した「浮遊する3人の女性」と、六本木本社落成を記念して制作された「憩い」の2点で、いずれも評価額が3千万円で、合わせて6千万円相当です。

企業版ふるさと納税で絵画が寄贈されるのは初めてで、県立美術館が東郷青児の絵画を収蔵するのも初めてです。福田知事は「長い縁もあり、寄贈していただき感謝している。県立美術館の新たな目玉の一つとして、また、教育普及にも活用していきたい」と話しました。

絵画の寄贈に対して県からシーボンに感謝状が贈られました。
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