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医学検査学科を開設 国際医療福祉大学・大田原キャンパスで入学式 1003人が新しい一歩踏み出す

今年度、開学してから30周年の節目の年を迎えた医療福祉の大学で8日、入学式が行われ、およそ1000人の新入学生が医療や福祉の道へ新しい一歩を踏み出しました。

入学式が行われたのは、国際医療福祉大学の大田原キャンパスです。今年度は学部生957人と大学院生46人、合わせて1003人が入学しました。

鈴木康裕学長は「失敗を恐れずに成功に溺れない。これができるかどうかでこれからが決まる。将来は医療のプロフェッショナルとして国内外で活躍されることを期待しています」と祝辞を述べました。

国際医療福祉大学は今年度、開学してから30周年の節目の年であり、その記念事業の一環で、4年制の私立大学では県内で初めてとなる臨床検査技師を養成するための「医学検査学科」を新設しました。大田原キャンパスで新しい学科ができるのは20年ぶりで86人が一期生となります。

新入生を代表して、新設された医学検査学科の青木莉央さんと大学院の甲賀優貴さんがそれぞれ誓いのことばを述べました。

(学科代表 青木さん)
「新しい環境に飛び込み、これから始まる学生生活には未知の挑戦が待っていますが、同じ志を持った仲間と共に学び合い、日々の努力を惜しまずに精進してまります」

(大学院代表 甲賀さん)
「博士課程での学びを通じ、多角的な視点から課題解決に取り組む力を養い、看護師としての専門性をさらに高めてまいります」

新入生たちは10日から、本格的に授業が始まります。

誓いのことばを述べた茨城県出身の青木さんは、高校2年生の時に発生した能登半島地震をきっかけに医療の道を志したといいます。「臨床検査技師になり被災地の支援を行いたい。チーム医療について学べる機会が多いと聞いたので、そこを頑張りたい」と話しました。
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